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鮮明な映像を視聴する目安!クラウドカメラの画素数はどれくらい?

2019.07.08

コラム

鮮明な映像を視聴する目安!クラウドカメラの画素数はどれくらい?

くっきりとした画質を視聴するなら、画素数をチェック
クラウドカメラで撮影した映像を視聴する場合、できる限りくっきりとした画質の映像を視聴したいところですが、そのような映像を視聴するためにも、「画素数」にこだわりたいところです。

「画素」という言葉はよく耳にする言葉ですが、画素について理解したうえで、画素数と映像の鮮明さとの関係についてみていくことにしましょう。

画素数とは?
画素数とは何かを知るためには、「画素」について理解しておく必要がありますが、「画素」とは、画面を構成する1つの点のことです。

つまり、画像は数多くの点によって構成されているといえますが、画質が低い場合は、画素数が少なくなるのに対し、画質が高い場合は画素数が多くなります。

画素数が多くなるほど画質が高くなる理由は、よりきめ細やかな表現が可能になるためです。画素数が少ない場合、映像を視聴するには十分であるものの、きめ細やかさという観点からみた場合、画質が低いと感じてしまうことは否めません。

その点、画素数が多ければ、高画質な映像が表示されることになるのです。

画素数を実際に数値で表した場合、一例をあげると1280×720、1920×1080というように表現されます。例えば、1280×720の場合は、横の画素数が1280個あり、縦の画素数が720個あることを表し、総画素数は約92万となります。

代表的なカメラの画素数はどれくらい?
クラウドカメラの画素数はどのくらいなのでしょうか。ここでは代表的なカメラの画素数を比較します。

エルモ社が販売しているクラウドカメラの「QBIC CLOUD CC-2(E)」は、横の画素数が1945、縦の画素数が1097であり、総画素数は約200万画素となっています。

参考:株式会社エルモ社 QBIC CLOUD
https://www.elmo.co.jp/products/security/cc2/

次に、アクシスコミュニケーションズが販売しているクラウドカメラ「AXIS M1045-LW」は、横の画素数が1920、縦の画素数が1080であり、こちらも総画素数は約200万画素です。

参考:アクシスコミュニケーションズ 製品カタログ
https://www.axis.com/

最後にbedeeのクラウドカメラについても調べてみると、総画素数は約100万画素となっています。

参考:Amazon ネットワークカメラ bedee
https://www.amazon.co.jp/

上記より、クラウドカメラの画素数は少なくとも100万画素以上であり、中には総画素数が約200万画素のものもあることが分かります。

クラウドカメラは十分な高画質!
クラウドカメラの総画素数が100万画素を超えると、映像の画質は十分といえますが、総画素数が200万画素のクラウドカメラを使用すれば、映像はより鮮明なものとなります。

クラウドカメラで撮影された映像をイメージする場合に、従来型の防犯カメラの映像をイメージすることがありますが、従来型の防犯カメラの場合、映像の画質が荒く感じられる場合があります。

そのようなイメージがあると、クラウドカメラについて詳しく理解していなければ、クラウドカメラの画質はさほど高くないかもしれないと感じることがあるかもしれません。

しかし、クラウドカメラは従来のカメラと比較してスペックが十分に向上していること、そして、クラウドカメラで撮影された映像はクラウド上に保存されるため、保存容量に限度があるHDDとは異なり、高画質の映像であっても問題なく保存することができます。

これらの理由から、クラウドカメラで撮影された映像は鮮明なものになっているのです。

クラウドカメラの画素数は高く、クリアな映像を視聴できることから、防犯用として活用できるのはもちろんのこと、高齢者やペットの見守りなど、細やかな動きを確かめたい場合にも適しています。クラウドカメラを選ぶなら、総画素数が多い機種が最適といえます。

(画像はPixabayより)

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