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夜間も撮影するなら必須!クラウドカメラの「デイナイト機能」

2019.07.08

コラム

夜間も撮影するなら必須!クラウドカメラの「デイナイト機能」

デイナイト機能はクラウドカメラの重要な機能の一つ
クラウドカメラのスペックは年々向上しており、さまざまな機能を利用できるようになっていますが、クラウドカメラの機能の一つに「デイナイト機能」があります。

デイナイト機能は夜間も撮影できる機能ですが、どのような仕組みで夜間も撮影され、また、どんな場面で利用されることが多いのでしょうか。クラウドカメラを使いこなすためにも、デイナイト機能について理解しておきましょう。

デイナイト機能とは?
デイナイト機能とは、昼夜を問わず録画できる機能のことです。デイナイト機能について詳しく理解するために、映像が録画される仕組みについて理解しておきましょう。

カメラで録画した映像が画面上に鮮明に表示されるためには、撮影している場所において十分な光が必要となります。

屋外で撮影する場合を例にあげると、昼間の時間帯は太陽の光が降り注ぐために明るいことから、カメラで撮影した映像は画面上にはっきりと表示されますが、夜の時間帯は周囲が暗くなってしまうため、光がない状態で撮影すると映像は真っ暗になってしまうのです。

夜間に撮影した映像をはっきりと表示させるためには、カメラで撮影している場所に光が必要となりますが、デイナイト機能はカメラの周囲が暗くなったことをセンサーでとらえたときに、カメラが光の一種である「赤外線」を照射する仕組みとなっています。

なお、赤外線は人間の目には見えない光であるため、デイナイト機能付きのカメラからは赤外線が照射されている様子を見ることができません。

赤外線を利用して暗い場所を撮影できる理由は?
赤外線を利用すると暗闇の中の状況を映し出せる理由は、カメラから光である赤外線を照射し、赤外線で照らされている場所の状況をカメラでとらえて撮影することができるためです。

つまり、デイナイト機能付きのカメラは、目に見える光のもとでとらえたものを映像化するのはもちろんのこと、赤外線でとらえたものを映像化することが可能となっています。

そのため、デイナイト機能を利用すると、暗闇の状態であってもはっきりとした映像を視聴することができるのです。

ただし、赤外線を用いて撮影された映像は白黒の画像となります。その理由は、目に見える光は色を識別できるのに対し、目に見えない光である赤外線は色を識別することができないとされてきたためです。

なお、最近では赤外線でも色が識別することが可能となっているため、クラウドカメラの機種によっては、デイナイト機能でありながらもカラーの映像を映し出すことができるものもあります。

デイナイト機能は、どんな場面で利用される?
デイナイト機能付きのカメラを活用するのであれば、屋外での撮影に適しています。

その理由は、昼間と夜間でカメラ周りの光の量が全く異なっていることが関係します。昼間の光の量を前提として夜に撮影してしまうと、夜は周囲の光の量が少ないために、撮影したものが映像に映らなくなってしまうためです。

昼間は周囲の光があれば十分に撮影できますが、夜になって光が不足したとき、赤外線を照射して不足している光を補う形となります。

そのほか、夜間の屋内を撮影する場合もデイナイト機能付きのカメラが有効です。夜間の倉庫内などは、明かりがほとんどない状態となるため、赤外線を照射して撮影することで暗闇の状態であっても撮影することができます。

クラウドカメラのデイナイト機能は、明るさが不足している状態となる場合に適した機能といえます。防犯対策に重点がおかれるのは夜の時間帯となりますが、夜間の防犯対策を行うのであれば、デイナイト機能付きのカメラを使用して、万全の対策を講じておきましょう。

(画像は写真ACより)

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