自分の身は自分で守る!
現在「自分の身は自分で守る」時代となっています。警察庁の調べによると、侵入犯罪の件数は平成8年から平成14年にかけて増加し続けていましたが、平成15年からは減少している傾向です。しかし減少傾向と言っても、平成29年には91万5,042件もの侵入犯罪が発生しているのが現状です。
「自分は大丈夫」と油断して、被害にあってからは遅いのです。
未然に防ぐためにも、監視カメラをなるべく設置しておきたいところです。
今回は監視カメラでも、今注目度をあげている「クラウドカメラ」についてご紹介します!
まだ導入していない方も、すでに監視カメラを設置している方も是非クラウドカメラ導入への参考にしてみてください。
そもそもクラウドカメラってなに?
クラウドカメラの仕組みについて簡単に説明します。クラウドとは、「利用者がサーバーやストレージを所有していなくても、インターネットを通ることで必要な時に必要な分だけ利用する」という考え方です。
ですので、クラウドカメラとは、映像を自身でSDカード等に保存、管理するのではなく、クラウドに映像を送り保存、管理する機能を持つカメラのことを指します。
クラウドすることのメリットは?
インターネットの準備が必須にはなりますが、映像の保存先となる記録媒体を自身で準備する必要がなくなります。「気づいたら容量がいっぱいで撮れていなかった!」というミスを防ぐことができます。
導入のやり方1:導入目的を決めよう
まず、クラウドカメラの導入目的を決めましょう。目的は各企業、家庭によって様々ですが、一言クラウドカメラと言ってもタイプがあるため、目的をしっかり決めてからそれに合った機能とコストを選定するのがオススメです。常に撮影していることが必須であれば、長時間の映像データサイズが大きくなりすぎないカメラが向いていますし、動体検知機能が搭載されているカメラであれば、検知した人物等の動きがなければ録画がスタンバイモードになり、無駄な録画を省くことも可能となります。
導入のやり方2:設置場所を決めよう
目的が決まればおのずと大体の設置場所は決まりますよね。ただどこからどこまでの範囲を撮影できればいいのかをしっかり確認しておきましょう。
カメラによっては録画や映すことできる範囲に限界があるものがあったり、録画、映したい範囲をすべて録画するためにカメラが複数必要だったり、と発生するコストにも関わってきますので、ここで把握しておきましょう。
導入のやり方3:運用について決めよう
録画が必要であれば「どのくらいの周期で映像を確認するのか」「映像の保存期間は何日あればいいのか」など、クラウドカメラの選定にも必要となっていきます。また、会社であっても家庭であっても誰が運用するのか、という担当を決めることも重要です。
導入のやり方4:カメラの仕様を決める
目的を実現したい機能や運用が決まれば、クラウドカメラの選定記述は決まりつつあります。カメラの形状はドーム型やカード型、ボックス型など豊富にありますし、防水機能があるものもあるので、予算と照らし合わせながらクラウドカメラのサービスを比較すると良いでしょう。
導入のやり方5:設置しよう
どのクラウドカメラにするか、または、クラウドカメラサービスを提供する会社が決まれば実際に設置していきましょう!注意!
繰り返しなりますが、クラウドカメラはインターネットを利用します。ですので、ネットワーク回線が通っていることが必須となります。映像の転送量がいくつになるのか、新たにネットワークを通すとなるといくらかかるのかなど、検討すべき事項があることを覚えておきましょう!
「もしものため」が自分を守ってくれる
最近ではクラウドカメラでも家庭に導入しやすいサービスが多く存在しています。カメラを設置するとなると躊躇してしまう方もいるかもしれませんが、「もしものため」に設置しておくことが自分の身を守ることになるかもしれません。
是非この際に導入を検討してみてください。