通信料の高さを解決！格安SIMを利用したクラウドカメラサービス｜AI・クラウドカメラのことならAIカメラ総研

クラウドカメラを利用する場合にかかる料金としては、サーバーの利用代金のほかにインターネットの通信料もかかります。

利用コストを抑えるのであれば、サーバーに保存しておける期間を短くするか、あるいは安い料金プランを提供しているインターネットプロバイダーを選ぶ方法が考えられます。

なお、最近では格安SIMの業者がクラウドカメラのサービスを提供している事例も見受けられます。料金が安いので、簡単に導入できる点がメリットです。

格安SIMの業者が提供しているクラウドカメラのサービスを利用するメリットは、サーバー使用料と通信料がセットになっていることです。

一般的なクラウドカメラの場合、サーバー使用料のほかに別途インターネットの通信料を支払う必要があります。そのため、サーバー使用料が割安であっても通信料がさほど安くなければ、全体的にみればクラウドカメラの利用料金は安いと感じにくくなってしまいます。

しかし、格安SIMの業者がクラウドカメラのサービスを提供している場合、格安SIMの通信料金が格安であるため、通信料とサーバー利用料をセットにしてもお得感が感じられる料金であることが多いのです。

それでは、格安SIMの業者が提供しているクラウドカメラサービスの料金はどれくらいなのでしょうか。

一例として、インターネットプロバイダーの「BIGLOBE」が提供している「屋外用防犯カメラ with BIGLOBEモバイル」（以下、同サービス）の料金を参考にします。

同サービスでは、BIGLOBEが提供している格安SIM、「BIGLOBEモバイル」を利用しています。同サービスの月額料金はウェブサービスと格安SIMの通信料金が込みで3000円（税別）となっています。

一般的に、インターネットの利用料金は月額で3000円を超えるケースがほとんどですが、サーバーの利用料と通信料金が込みであっても月額3000円で利用できるのは、まさに格安SIMならではといえるでしょう。

また、クラウドカメラでは下り（ダウンロード）よりも上り（アップロード）のデータ量が多くなりますが、同サービスではそれに対応するため、「上りが高速、下りが低速」となっています。

なお、同サービスを利用する場合、カメラ本体の初期費用と月額料金がセットとなっており、単体で契約できない点に注意が必要です。なお、すでにカメラを持っており、SIMカードだけ必要な場合は、BIGLOBEモバイルに申し込む必要があります。

クラウドカメラのサービスを格安で利用できることはメリットですが、格安SIMを利用している場合、通信速度が遅いと考えられ、画質の面で気になるところです。

そこで、格安SIMのクラウドカメラサービスの画質についてみていくことにしましょう。

「屋外用防犯カメラ with BIGLOBEモバイル」の場合、解像度は最も高いもので1920×1080であり、高解像度の映像となります。また、フレームレートは最大で30fps（毎秒30コマ）であるため、映像の動きは滑らかなものとなります。

さらに、低照度に対応したカメラを使用すれば、多少の明かりがある場所ならカラーでの撮影も可能です。

参考：屋外用防犯カメラ with BIGLOBEモバイル
https://biz.biglobe.ne.jp/camera/

防犯対策は可能な限り低コストで行いたいところですが、それを実現するのが格安SIMを利用したクラウドカメラのサービスです。格安SIMの通信を利用していても、鮮明な画像を視聴できることは大きなメリットといえるでしょう。

クラウドカメラを導入するなら、低コストである格安SIMを利用したサービスを検討してみませんか。

（画像は写真ACより）

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