音声を録音できるクラウドカメラを活用しよう!
クラウドカメラを利用して撮影を行えば、防犯効果が期待できます。不審な動きがあった場合は、クラウド上に保存した映像で確認することができますが、映像だけで状況を全て確認するのは難しいのではないでしょうか。現在では、音声も録音できるクラウドカメラも出回っています。映像だけでなく音声も活用すれば、防犯力アップが期待できます。
クラウドカメラに音声が必要な理由は?
クラウドカメラに音声を録音する機能が必要な理由は、音声があることによってクラウドカメラで撮影しているときの状況を詳しく調べられるためです。例えば、クラウドカメラの撮影中に不審な動きがあったため、撮影された画像を調べるとしましょう。
音声がなく画像だけの場合、画像を見ている分には何も問題がない場合がありますが、撮影画像に音声が含まれている場合、画像上は問題がなくても異音が聞こえてきたことにより、何らかのトラブルが発生していると判断できます。
クラウドカメラの映像を調べるだけでも、不審な動きを察知することはできますが、不審な動きをより早く察知するためには、「映像」という情報だけではなく、「音声」という情報も含めて判断する必要があります。
このことから、防犯対策を強化する目的でクラウドカメラを利用する場合、映像のみならず、音声の機能も利用することが有効といえるのです。
マイク内蔵型のカメラで音声を手軽に録音!
クラウドカメラで音声を録音するためには、マイクが内蔵されているカメラを利用することが最も手軽です。一般的に、カメラを使用して録音するためには、録音用のレコーダーが必要となりますが、クラウドカメラで録音する場合は、撮影した映像とともに録音した音声もクラウド上に保存されるため、録音用のレコーダーが不要となります。
そのため、クラウドカメラを利用して音声込みで撮影した映像をパソコン、またはスマートフォンで視聴する場合は、映像を再生すると同時に音声も聞こえる仕組みとなっているのです。
クラウドカメラで音声が録音できるツールの一例としては、新鋭株式会社が販売している「クラウド録画カメラ」があります。マイクが内蔵されていて録音できるタイプなので、防犯性アップに最適です。
参考:新鋭株式会社 クラウド録画カメラ
https://secu.jp/pa/cloud.pdf
クラウドカメラで録音する場合の注意点は?
クラウドカメラで録音することができれば、撮影した映像の情報をより詳しく調べることができるため、メリットが多いといえますが、クラウドカメラで録音する場合の注意点も抑えておきましょう。クラウドカメラで録音する場合の注意点は、プライバシーの侵害に当たってしまうことがある点です。
目の前にカメラがあることが分かれば、撮影されていることが理解できますが、そのカメラにマイクが付いていることを表示していなければ、中には「クラウドカメラを利用して盗聴しているのではないか」と感じる人がいるかもしれません。
防犯用としてクラウドカメラを設置する場合は、クラウドカメラの周囲に「防犯カメラ作動中」と表示することがありますが、「防犯カメラ作動中」という表示の注意書きとして「映像・音声を記録しています」と表示しておくと良いでしょう。
これにより、音声を録音していることが明確となるため、プライバシーの侵害に対するトラブルを防ぐことが可能となります。
クラウドカメラは、映像を録画することだけにとどまらず、音声も録音することができるようになっています。なお、音声を録音する機能が付いているクラウドカメラを設置する場合は、プライバシーの侵害に対する配慮も確実に行ったうえで、防犯対策を行いましょう。
(画像は写真ACより)
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