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スマホで利用できる!クラウドカメラ

2019.02.05

コラム

スマホで利用できる!クラウドカメラ

クラウドカメラとスマートフォン
一昔前まで、監視用のカメラシステムというのはとても高額で、中小規模の事業者、ましてや個人にはなかなか手が届くものではありませんでした。さらに、録画されていないことで機器の故障が初めてわかるという信頼性に欠けるものだったのです。

クラウドカメラが普及して、価格の問題、信頼性の問題は一気に解決したといって良いでしょう。さらに、クラウドカメラは、録画した映像にインターネット経由でアクセスすることができるので、スマートフォンやタブレットからも専用のアプリで映像を見ることができるようになったのです。

クラウドカメラの映像は、スマートフォンからも見ることができます、というだけでは話がここで終わってしまうので、スマートフォン(あるいはタブレット)から撮影した映像を見ることができるというのがどれほど有用か、ということを実際の事例で見てみることにいたしましょう。

医療
医療の現場で、患者の映像をクラウドカメラで撮っているとします。その場にいる医師が、患者の症状の専門外、あるいは経験不足といった場合、今までなら、専門の医師、経験豊富な医師を呼びに行かなければなりませんでした。

クラウドカメラなら、撮影中の映像を見てもらって、アドバイスを受けるということが可能になるのです。

保育
保育の現場では、園内、園外の要所にカメラを設置しておくことで、保育士が子どもたちから離れることなく、園内外の様子を確認することができます。

さらに、訪問保育の場合は、保育の様子を親御さんが確認したり、派遣された保育士が訪問先で手に負えない事態が発生した場合に本部のスタッフのアドバイスを仰いだり、ということが可能になります。

店舗
通常の店内監視はもちろん、複数店舗で事業展開をしている経営者であれば、どこにいても、移動中でさえも、気になる店舗の状況を確認することができるというのは大きなメリットです。

駐車場、コインランドリー
こうした施設は経費節約のため、通常は無人です。複数施設を運営している場合は、先の店舗の場合と同じく、いつでもどこからでも気になる施設の状況を確認できるというのは経営者にとってとても重要なポイントになります。

建設
ビルや公共施設などの工事現場は広大で、かつ高さもあります。事故が起きやすい場所、防犯の要所などに設置されるカメラの数はとても多くなります。

各カメラの映像を管理事務所でないと見られない、というのと、現場巡回中にもスマホで任意のカメラ映像を確認できる、というのとどちらが有益かはいうまでもないでしょう。

防災
自然災害の多い我が国では、河川、港湾、山崩れが心配な箇所など、防災のために監視しなければならない場所は数多くあります。しかしながら自治体の防災要員の数は限られているのが普通です。

要監視箇所を巡回する職員が、手元のスマートフォンで複数箇所のカメラ映像を確認できるとしたら、非常に効率が上がります。また、映像を住民に公開することで、住民も気になる場所の映像を自分のスマホで確認することが可能になります。防災上の効果は計り知れないといっていいのではないでしょうか。

まとめ
クラウドカメラの特長は、カメラが捉えた映像がインターネット上に保存されているということ、つまりインターネットにつながりさえすれば、いつでもどこからでもその映像を見ることができるとことです。複数の人が同時に見ることさえできるのです。

そして、スマートフォン(あるいはタブレット)の特長は、簡単に持ち運ぶことができて、インターネットに無線で接続できるということです。さらには、今や大多数の人が個人保有しているということも特長といえるでしょう。

これらふたつの特長が組み合わさると、その応用範囲はまさにアイデア次第です。今後も、クラウドカメラとスマートフォンの組み合わせで、利用シーンがますます増えて行くことでしょう。

AIカメラ総研 https://aicamera-soken.com/

(画像は写真ACより)

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