購入してからの期間が短ければ、保証を受けよう
日々クラウドカメラを利用していると、カメラが稼働しているのは当たり前のように感じられますが、ある日、何らかの不具合が発生してカメラが故障してしまうこともあり得ます。もし、購入してからの期間がさほど経過しておらず、保証期間内であるならば、原則として無償修理を受けられます。購入してからさほど年月が経過していないのであれば、保証を受けることも検討してみましょう。
保証期間中は、原則として無償修理
万が一、クラウドカメラで使用しているネットワークカメラが故障してしまった場合、保証の期間内であれば原則として無償で修理が受けられます。通常通りに使用してカメラが作動しなくなった場合、特に購入してからの期間が短いほど、製品の利用者としては不満に感じてしまうのではないでしょうか。
また、製品を製造したメーカーとしても、短期間で製品に不具合が発生してしまった場合、顧客の信頼を失ってしまうことにもつながりかねません。
製品を利用している顧客の不満に応えること、そして、製品を製造したメーカー側のお詫びという意味合いを込めて、製品を購入してから一定の期間内においては、無償で修理を受けることができるのです。
保証制度があることによって、顧客としては商品を安心して利用できるほか、メーカーとしても品質の高い製品を製造しようというモチベーションが高まることでしょう。
クラウドカメラの保証期間はどれくらい?
家電品の保証期間は、多くの場合1年間であることが多いですが、ネットワークカメラの中には3年間の保証を受けられる場合があります。例えば、ネットワークカメラを提供している「AXIS(アクシス)」の製品は、保証期間が3年間となっています。
参考:AXISの保証
https://www.axis.com/
また、株式会社エルモ社が提供しているネットワークカメラは、家庭用であるホームセキュリティ向けの製品が3年間保証となっているほか、業務用のネットワークカメラは保証期間が5年間となっています。
参考:ELMO QBIC SERIES(ニュースリリース)
http://www.elmoqbic.com/info/news_20160301_CC1CP1.html
保証期間が1年間である場合、製品やサービスを利用する立場としては短く感じられるものです。しかし、保証期間が3年間、あるいは5年間であるならば、万が一カメラが故障したとしても無償での修理に応じてもらえることから、利用者としても安心感が得られることでしょう。
保証期間であっても保証の対象外となる場合も
保証期間中は原則として無償修理となっているため、「保証期間だから無料で修理してもらえるだろう」と考えている人は多いことでしょう。しかしながら、故障の状況によっては保証期間内であっても有償修理になることもあります。例えば、不意にカメラを落としてしまって使用できなくなったことや、水中で使用してしまったことなど「使用者の過失」によるものや、地震や水害などの自然災害が原因で使用できなくなった場合は、保証の対象外となるケースが多いです。
なぜなら、保証とは、通常の使用方法で故障が発生した場合にのみ適用されるものであり、過失によるものや自然災害に見舞われたときなど、通常の使用方法の範囲を超えた場合は、保証の対象とならないためです。
カメラを購入したばかりのときで保証期間内であるならば、故障しても保証が利くと考えがちですが、必ずしも保証が利くとは限らないことを理解しておきましょう。
もっとも、たいていの場合は保証期間内であれば保証を受けられるものです。万が一、カメラが故障してしまった場合は、購入した店舗、またはメーカーに問い合わせて、早めに修理することを心がけましょう。
(画像は写真ACより)
AIカメラ総研 https://aicamera-soken.com/