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コストは極力抑えたい!クラウドカメラの電気代はどれくらい?

2019.05.18

コラム

コストは極力抑えたい!クラウドカメラの電気代はどれくらい?

コストにこだわるなら、電気代をチェックしよう!
クラウドカメラは、インターネットに接続できるネットワークカメラとインターネット環境があれば利用できます。

従来の防犯カメラと比べると低コストで利用できますが、コストにこだわるなら、クラウドカメラを利用するときの電気代についてもチェックしたいところです。

クラウドカメラを運用すると、毎月の電気代はどのくらいかかるのでしょうか。一般家庭での利用を想定した上で、実際に電気代を調べてみましょう。

電気代の計算方法を確認しよう
電気代を計算するためには、家電品の電力消費量と電力消費量1kWh(キロワットアワー)あたりの電気料金をあらかじめ調べておく必要があります。1kWhとは1時間に消費される電力量のことです。

クラウドカメラを利用する場合、電力を消費するのはクラウドカメラとして使用するネットワークカメラのみとなりますが、ネットワークカメラの電力消費量については、I-O DATAが販売しているネットワークカメラ「TS-WRLP」を参考にします。

この製品の電力消費量は4.4Wです。

参考:I-O DATA TS-WRLP 仕様
https://www.iodata.jp/

また、1kWhあたりの電気料金は電力会社によって異なりますが、ここでは一般家庭での利用を想定して、1kWhあたりの電気料金を26円として計算します。

1日あたりの電気料金を計算する式は以下の通りとなります。

電力消費量(kWh)×1kWhあたり電力料金×24(時間)
=1日あたりの電気代合計

4.4WをkWにする場合、4.4÷1000で計算され、0.0044kWに換算されます。

この数値を上記の計算式に当てはめて計算すると、1日あたりの電気代は、0.0044×26×24で計算され、約2.7円となります。

1か月あたり、1年あたりの電気料金は?
次に、1か月あたりの電気料金と1年あたりの電気料金についてもみていくことにしましょう。この場合、1か月は30日として計算します。

1か月分の電気料金を求めるためには、上記の計算式に30を掛ければ良いため、0.0044×26×24×30で計算され、約82.4円となります。

また、1年分の電気料金を計算するためには、以下の式で計算され、約1002円となります。
0.0044×26×24×365=1002

クラウドカメラを利用した場合、1か月あたりの電気料金は100円以下に抑えられ、1年間利用しても電気料金が1000円程度にとどまることが分かります。このことから、クラウドカメラは電気料金の面からみてもコストパフォーマンスが良いといえるでしょう。

クラウドカメラの電力消費量が少なければ、さらにお得
上記では電力消費量が4.4Wのネットワークカメラの事例を紹介しましたが、ネットワークカメラの中には電力消費量が2W程度のものもあります。

例えば、Safieが提供しているトランシーバー感覚の録画カメラ「Safie Pocket」の電力消費量は2.5Wとなっています。

参考:Safie プレスリリース
https://safie.link/blog/entries/pocket/

仮に、電力消費量が2W程度であれば、1か月あたりの電気料金は40円程度に抑えられるほか、1年間利用しても電気料金は500円程度にとどまります。

クラウドカメラを1か月利用しても電気料金が数十円程度であれば、電気代に関しては気に留めなくても良いレベルといえるのではないでしょうか。

クラウドカメラの利用においてかかるコストは、月額の利用料金がメインとなり、毎月の電気料金は月額の利用料金と比べれば微々たるものとなります。クラウドカメラは、電気料金を気にすることなく利用できる点がメリットといえるでしょう。

(画像は写真ACより)

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