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防犯カメラの運用方法「オンプレミス」と「クラウド」、最適な方法は?

2019.05.17

コラム

防犯カメラの運用方法「オンプレミス」と「クラウド」、最適な方法は?

時代は「オンプレミス」から「クラウド」へ!
セキュリティ対策として防犯カメラを設置する場合、運用する方法としては「オンプレミス」と「クラウド」があります。

かつては防犯カメラに関する機材や設備をすべて自前で有する「オンプレミス」が一般的でしたが、最近ではネット環境を活用した「クラウド」が広く利用されています。防犯カメラを運用する方法として、「オンプレミス」と「クラウド」について比較してみましょう。

「オンプレミス」、「クラウド」とは?
オンプレミスとは、情報システムを運用する場合にハードウェアやソフトウェア、ネットワークを自社内ですべて導入することを指します。

オンプレミスのメリットは、導入した設備をすべて自社内で運用するため、セキュリティ面で安心度が高まることです。その反面、設備をすべて自社内で導入しなければならないため、コストがかかる点がデメリットとなります。

クラウドとはインターネットを経由してコンピューター関連のサービスが受けられる「クラウドコンピューティング」の略称です。

クラウドのメリットは自社内で情報システムを運用する場合、自社内で設備を導入する必要がない点で、クラウドが提供するサービスを活用しながら情報システムの運用が行えます。

防犯カメラの運用は「オンプレミス」、「クラウド」?
次に、防犯カメラの運用における「オンプレミス」と「クラウド」についてみていくことにしましょう。

オンプレミスについては、システムの導入において設備や機材を自前で導入する内容であることを先述しましたが、防犯カメラの運用におけるオンプレミスとは、映像を録画するための録画機や録画した映像を視聴するためのモニターなど、防犯カメラの設備に関する一式を自前でそろえることを差します。

つまり、防犯カメラを従来の形で運用することが「オンプレミス」といえるのです。

一方、防犯カメラの運用において、従来のように設備や機材を必要としない形を「クラウド」と呼んでいます。

クラウドは、防犯カメラの運用においてインターネット環境を利用することが特徴で、映像の録画や保存、そして映像の視聴はインターネット経由で行われる仕組みとなります。

そのため、防犯カメラをクラウドで運用すれば、各種の機器を導入する必要がないのです。

防犯カメラはクラウドの時代へ!
防犯カメラの導入において、「オンプレミス」と「クラウド」の両方についてみていきましたが、これからの防犯カメラは「クラウド」が主流になるといえるのではないでしょうか。

その理由は、防犯カメラをクラウド化することで導入コストを低く抑えられる点です。クラウドカメラの導入においては、撮影用のカメラとインターネット環境があれば十分であり、映像を撮影するための録画機器や映像を視聴するためのモニターが不要となります。

さらに、クラウドカメラは映像の視聴が手軽にできる点もメリットです。

防犯カメラの運用がオンプレミスである場合、映像を視聴するためにはモニターがある場所まで行かなければなりません。出張中で遠方にいる場合や、深夜の時間帯に何らかのトラブルが発生した場合、即座に映像を視聴することができない点がデメリットとなります。

その点、クラウドカメラの場合は手元にあるスマートフォンを利用すれば、時間や場所を問わずに映像が視聴できます。

防犯カメラで「クラウド」を利用するメリットについてみてきましたが、手軽に利用できることを踏まえれば、従来型の「オンプレミス」よりも「クラウド」の方が良いと実感できたのではないでしょうか。

防犯カメラの運用は、低コストで使い勝手が良い「クラウド」に切り替えて、その良さを体感してみましょう。

(画像はPixabayより)

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