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全方向をもれなくカバー!広範囲を撮影できる魚眼カメラ

2019.06.04

コラム

全方向をもれなくカバー!広範囲を撮影できる魚眼カメラ

撮影時の死角をなくするなら、魚眼カメラが最適!
クラウドカメラを利用すれば、広い範囲を撮影することができますが、一般的なカメラの場合、360度全方向をとらえることはできないため、必ず死角が生じてしまいます。

クラウドカメラで撮影する際に死角をなくしたいのであれば、「魚眼カメラ」が最適です。魚眼カメラをクラウドカメラとして提供しているベンダーもあるので、魚眼カメラの特徴や適切な活用方法について理解しておきましょう。

魚眼カメラとは?
魚眼カメラとは魚眼レンズを使用しているカメラのことですが、魚眼レンズとは広範囲をとらえることができるレンズのことです。

魚眼レンズの特徴は、撮影範囲が広範囲にわたること、撮影された映像がゆがんで見えること、そして撮影された映像が円の枠内に映し出されることです。

画像にゆがみが生じるのは、レンズ自体にゆがみがあるためですが、ゆがみがあるために撮影できる範囲が広範囲にわたり、映像は円形となります。

映像の中心部分ではさほどゆがみが感じられませんが、映像の中心から離れて映像の端に近づくほど、ゆがみは大きくなる傾向にあります。

なお、魚眼レンズと呼ばれる理由は、魚が水面下から水面の上を見上げた場合に円のように見えるのと同じような状態であるためといわれています。

そのほか、魚の目は身体の横の方に付いているため、魚は視野が広くなっていますが、魚眼レンズの視野の広さは魚の視野のように広いことも特徴的といえます。

魚眼カメラは工事現場や建設現場で活躍!
魚眼カメラが活用される場所としては、工事現場や建設現場があります。

工事現場や建設現場では安全第一で作業を進めており、作業者と監督者が一丸となって安全確保に努めていますが、最近は業務効率化を推進する傾向にあり、その一環として現場にクラウドカメラを設置するケースが増えています。

ただし、一般的なクラウドカメラを利用するとは死角となる部分が発生してしまうために、現場全体をくまなく撮影することできない状況となってしまいます。

死角となる部分ももれなく撮影するためには、魚眼カメラが有効です。

撮影した画像にはゆがみが生じるものの、魚眼カメラを利用すれば360度全方向をもれなく撮影することができるので、現場の端の方でなんらかのトラブルが発生してしまった場合も、魚眼カメラで撮影していればもれなくチェックすることができます。

魚眼カメラは店舗でも活用!
そのほか、魚眼カメラは店舗でも活用されています。

例えば、コンビニエンスストアの場合、一般的なカメラで撮影するのであれば、店内をくまなく撮影するためには複数のカメラを設置する必要があります。しかし、魚眼カメラを使用する場合、コンビニエンスストア程度の広さであれば、1台のカメラで店内を全て撮影することが可能となります。

カメラの設置台数が1台だけであればカメラの設置費用が抑えられるメリットがあるほか、映像をチェックするのはカメラ1台分で済むために、録画した映像を確認する手間も省くことができます。

また、魚眼カメラで撮影した画像は、中央部分は比較的大きく撮影されるものの、画面の端の方はゆがみが生じ、なおかつ画像が小さく表示されてしまいます。

そのような場合は画像の拡大で対応できるので、仮に不審に感じた部分があったとしてももれなくチェックすることができるようになっています。

魚眼カメラは、クラウドカメラのネックである死角部分をカバーしているという点で、使い勝手の良いカメラといえます。防犯対策や事故の対策をより万全なものにするために、クラウドカメラに魚眼カメラを使用することも検討してみましょう。

(画像は写真ACより)

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