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クラウドカメラで映像分析!防犯のほか、マーケティングでも活用可能

2019.05.21

コラム

クラウドカメラで映像分析!防犯のほか、マーケティングでも活用可能

手軽に視聴できるため、クラウドカメラの用途は幅広い
クラウドカメラは防犯を目的として利用されることが多いですが、パソコンやスマートフォンを利用して撮影した映像を手軽に視聴できることもあり、店舗における課題の改善やマーケティングを目的として利用されることがあります。

今回は、クラウドカメラの映像分析とクラウドカメラの活用方法についてみていくことにしましょう。

店舗の課題の改善に活用
クラウドカメラで撮影された映像は、店舗の課題改善に活用することができます。

店舗で売上が低迷している場合、売上を伸ばすためになんらかの対策を立てる必要があります。店内をくまなく行動しながら観察することで問題点が見えてくる場合がありますが、問題点をより詳細に分析するためには、継続的に同じ場所を観察する「定点観測」が有効となります。

そこで活用したいのが「クラウドカメラ」です。クラウドカメラを利用すれば、開店時から閉店時までの様子が撮影されているため、店内の状況を詳細に把握することができます。

例えば、クラウドカメラを利用してレジの混雑状況をチェックするとしましょう。レジの混雑状況を観察したときに、開店直後のレジがかなり混雑しているとします。

この場合、できる限り早い時間帯に買い物をしたいと考えている顧客が多いと予想されることから、通常の開店時間より30分ほど早く店を開けて、顧客にとって利便性の高い店舗運営にすることも一つの方法でしょう。

問題を分析するためにクラウドカメラを活用することで、問題を解決するための糸口が発見しやすくなります。

クラウドカメラをマーケティングに有効活用!
また、同じ場所を継続的に撮影できるクラウドカメラならではの特質を利用すれば、マーケティングに活用することもできます。

店舗の入り口付近にクラウドカメラを設置すれば来店客数を調べることができますが、入店した客数とレジで買い物をした客数を調べることによって、購買率が分かります。

購買率が高ければ店舗としては問題のない状況といえますが、購買率が低いのであれば、顧客が求める商品をそろえておくことで売上をさらに高めることが可能となります。

また、商品の購買率を高めるためのポイントとして、店内の品ぞろえが客層に合ったものであるかどうか、という点があげられますが、店舗の客層を調べるためにはクラウドカメラが有効です。

クラウドカメラを活用することで、顧客の性別は男性と女性のどちらが多いのか、また、顧客の年齢層は若い世代が多いのか、それとも年配の世代が多いのか、ということを把握できます。

売上が伸び悩んでいる理由として、商品の品ぞろえが客層に見合っていないことが考えられるため、クラウドカメラを活用して客層を把握し、商品の品ぞろえを見直すことで顧客にとって利便性の高い店舗に変えていくことができるでしょう。

店舗のオペレーションにも有効
そのほか、クラウドカメラを活用することで店舗オペレーションの効率化も期待できます。

クラウドカメラを利用すれば、入店客数を調べられることについては先述しましたが、入店客数が多い時間帯と、比較的少ない時間帯を調べることができれば、入店客数の多い時間帯を中心に従業員を増やす対策も打てるようになります。

来店客の多い時間帯に従業員を増やしておけば、レジでの会計がスムーズになるほか、顧客は従業員に問い合わせしやすくなるため、顧客にとって店舗の利便性が高まります。これにより、顧客がリピーターとなって再来店することが期待できるため、売上アップを期待しやすくなるのです。

クラウドカメラは手軽に視聴できる点がメリットですが、映像分析を行えば、店舗運営などあらゆるシーンでの利用が可能となります。クラウドカメラならではの機能を活用して、業務の成果を高めていきましょう。

(画像は写真ACより)

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