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監視用に最適なクラウドカメラ 危険性はある?事前に確認!

2019.03.21

コラム

監視用に最適なクラウドカメラ 危険性はある?事前に確認!

手軽だからこそ、危険性も把握しておきたい
クラウドカメラは録画データがクラウド上に保存され、画像はパソコンやスマートフォンなどで視聴できることから、手軽に利用できる点がメリットです。

そのため、クラウドカメラは監視カメラとして利用することも可能ですが、監視カメラをクラウドカメラとして利用することに危険性はないのでしょうか。利用する前にデメリットについてもあらかじめ確認しておきましょう。

クラウドの画像データが流出する可能性
監視カメラとしてクラウドカメラを利用する際の危険性としては、クラウド上に保存した画像データが流出してしまう可能性がある点です。

クラウドカメラのサービスを提供している企業は、高水準のセキュリティ対策を行っていることから、クラウド上に保存したデータが流出する可能性は低くなっています。

しかしながら、サービスの利用者がパスワードを初期状態から変更していない場合や、比較的単純なパスワードに設定している場合、悪意を持って攻撃する側がパスワードを特定してしまうことが考えられ、結果としてクラウド上の画像データが流出してしまうこともあり得ます。

また、クラウドカメラのサービスを提供する企業側がセキュリティ対策を高水準にしていたとしても、クラウドのサーバーが何らかの攻撃を受ける可能性は完全にゼロとは言い切れず、攻撃を受けてしまうことも十分に考えられるのです。

プライバシー情報の流出につながることも
クラウドカメラで録画した画像が流出することは問題ですが、特に注意したい点はプライバシーに関する情報の流出につながりかねない点です。

クラウドカメラは画像が高画質化しているものもあり、監視カメラとしてクラウドカメラを利用すれば、不審な人物の特定につなげやすくなるメリットがあります。

その一方で、クラウドカメラの画像データが流出してしまった場合、攻撃を仕掛けた側が画像の内容を詳しく解析してしまうと、個人情報を割り出してしまうことも十分に考えられるのです。そして、個人情報が流出してしまった場合、脅迫行為によって金銭を要求されることもあり得ます。

クラウドカメラは年々高性能化しており、防犯対策としては十分な効果を発揮しますが、悪意を持つ側の人々にクラウドカメラの画像データが渡ってしまうと、悪用されてしまう可能性がある点に注意したいところです。

セキュリティ対策の高いサービスで画像流出を防ぐ
クラウドカメラを監視カメラとして利用する場合、危険な状況を防ぐ方法としては、クラウドカメラのサービス企業を選ぶ場合、高度なセキュリティ対策を行っている企業を選ぶことです。

セキュリティ対策の水準が高いほど、画像が流出する可能性が低くなることから、サービスの利用者としては画像流出のリスクを抑えやすくなります。

また、クラウドカメラのセキュリティ対策は、クラウドカメラのサービス企業のシステムを信頼するだけでなく、パスワードの管理など、自分自身でセキュリティ対策を講じることも大切です。

パスワードを設定する場合、単純なパスワードや、他のサイトなどで使用しているパスワードを使い回してしまうと、サーバーの攻撃者がパスワードを見破ってしまう場合があり、結果として画像の流出につながりかねません。

わかりにくいパスワードで、なおかつクラウドカメラ専用のパスワードを設定することを心がけましょう。

クラウドカメラが優れていることは、口コミなどで耳にすることも多くなりました。しかし、クラウドカメラはネットに接続した状態で利用することから、セキュリティに配慮しながら利用することが基本となります。

安全性を確保しながら、クラウドカメラを監視カメラとして有効に活用しましょう。

(画像は写真ACより)

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