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クラウドカメラはどれくらい録画できるの?

2018.11.28

コラム

クラウドカメラはどれくらい録画できるの?

雲の中に録画って、どのくらいの時間?
今までの監視用カメラは、撮影した映像をカメラ内蔵のメモリーや近くに設置した機器に録画し、必要に応じて後から見る、という使い方が主流でした。

クラウドカメラというのは、カメラをインターネットにつないで「クラウド(雲)」というどこかわからないところに映像を送って録画してもらう、といわれても、どのくらいの時間録画してもらえるのかピンと来ない、という方もいらっしゃると思います。

ということで、クラウドカメラの録画時間(と料金)を調べてみました。

インターネットの普及と応用分野の拡大
かつて、インターネットは、多数のコンピュータが接続された世界規模のネットワークのことをいいました。

技術の進歩とともに、携帯電話もインターネットにつながるようになり、さらに、コンピュータからしか利用できなかったインターネットの様々なサービス(音楽の配信など)が携帯電話からでも利用できるようになりました。

そしてスマートフォンの普及で、インターネットという言葉そのものが普通に使われるようなり、さらにいろいろなものがインターネットに接続されるようになりました。

今では、あらゆるものがインターネットにつながる世界をIoT(Internet of Things)と呼ぶようになっています。カメラもそのひとつです。

クラウドって何?
様々なものがインターネットに接続されるようになると、ユーザーがいろいろな機器を自分で買わなくても、様々な機能が「サービス」として提供されるようになります。

今や、音楽はCDなどの「もの」を買うのではなく、音楽配信サイトから聞きたいときに聞きたい曲を一時的にダウンロードしながら聞く(ストリーミング配信といいます)のが主流になりつつあります。

こうして、インターネットを介して様々な機能がサービスとして提供される形態を「”X” as a Service」、略して「”X”aaS」と呼びます。ソフトウエアであれば「SaaS(サーズ)」、ビデオ画像の監視サービス(クラウドカメラ)は「VSaaS」(Video Surveillance as a Service)といった具合です。

このように、ユーザが必要なときに必要なだけ、コンピュータに関連する機能や資源がサービスとして従量課金で提供される形態をクラウドコンピューティング(略してクラウド)と呼んでいます。

クラウドカメラサービス各社のプランいろいろ
さて、前置きが長くなってしまいましたが、上述の通り、クラウドカメラもサービスです。

サービスである以上、その内容に応じて料金が変わります。クラウドカメラの場合は映像の保存期間がもっとも料金に影響します。以下、クラウドカメラサービス会社の料金プランを見てみましょう。価格はカメラ1台あたりの月額料金(税抜き)です。

A社
7日間1,200円、30日間2,000円、90日間3,000円

B社
この会社は、録画画像の画質によって料金を分けています。高解像度コースは、7日間4,200円、14日間4,650円、30日間5,000円。低解像コースは、7日間3,200円、14日間3,650円、30日間4,000円です。

C社
モニタリングプラン(録画なし)は980円。常時録画のプランは、モニタリングプランに下記録画機能が追加されます。

1秒3コマの場合、3日間3,980円、7日間5,200円、15日間9,080円、31日間16,980円です。画像取得頻度が下がると料金も下がり、15秒1コマだと、3日間2,700円、7日間2,900円、15日間3,100円、31日間3,300円になります。

まとめ
各社のサービスを見ると、最長で30日または90日というサービスが多いようです。もしそれ以上の期間が必要ということであれば、クラウドカメラサービス提供会社に相談してみるとよいでしょう。

AIカメラ総研 https://aicamera-soken.com/

(画像は写真ACより)

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