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ペットの留守番に!クラウドカメラ

2018.11.19

コラム

ペットの留守番に!クラウドカメラ

個人利用に広がりを見せるクラウドカメラ
一昔前まで、監視目的のカメラといえば、防犯カメラや防災カメラなど、とても大掛かりかつ高価なもので、個人では到底手が出せるものではありませんでした。

技術が進歩すると、工業製品の価格は大きく下がるのが世の常で、監視カメラも例外ではありません。

さらに、インターネットの普及とともに一般化してきたクラウドコンピューティング、そして、あらゆる工業製品がインターネットにつながるIoTは監視カメラの世界にも及びました。クラウドカメラの登場により、監視カメラのあり方も一変しました。

数万円のカメラを購入すれば監視カメラが利用できるようになり、個人でもクラウドカメラを監視のために使えるようになりました。一般への利用が広がった監視カメラの活用例として、ペットの見守りへの応用事例を見てみることにいたしましょう。

個人で準備するものは何?
クラウドカメラサービスを提供する会社のウエブサイトを見ると、個人向けのサービスがいろいろ紹介されています。

その中でも代表的なのが、外出時の家族やペットの見守りを目的としたサービスです。数千円から数万円のカメラを用意するだけで、家で留守番するペットの監視をすることができます。

利用料については、ライブ映像だけであれば無料、1週間ほど映像を保存できるプランだと月額千円くらいというのが一般的なようです。

使い方はどうするの?
個人利用を想定しているため、パソコンやメカものが苦手な人も容易に使えるようにつくられています。カメラ購入後のセットアップがいかに簡単であるかも各社のアピールポイントのようです。

例えば、スマートフォンに専用アプリをダウンロードし、カメラの電源を入れて、アプリの指示に従っていくつかの設定を行えば使えるものが多いです。

実際の利用方法はというと、スマートフォンで、専用アプリを起動するだけです。もちろん、パソコンやタブレット端末も利用できます。ペットだけでなく、外出先から子どもが留守番をしている様子も確認することができます。

なお、インターネット接続環境があること、上り回線の速度にある程度の速度を確保できること、Wi-Fiが使えることなど、いくつか条件があるので、導入前に家庭内のインターネット環境の確認が必要です。

他にはどんなことができるの?
カメラ自体の機能や、クラウドカメラサービス提供会社のサービス内容によりますが、スマートフォンなどからカメラの向きを変えたり、ズームアップしたり、音声をやり取りしたりということができます。

また、高感度モードで暗い部屋でも鮮明に見たり、複数のカメラを接続したりもできます。

さらに、カメラが動きや音声を検知したときに、スマートフォンに警告を送信するというサービスもあるので、防犯や家庭内の事故検知などに役立ちます。

ペットの病院や介護では?
大事なペットが病気になった場合はどうでしょうか。動物病院においても、クラウドカメラの導入が進んでいるようです。

動物病院の場合は、単に映像を捉えるだけでなく、特殊なセンサーで心拍数や呼吸数などを計測できるカメラを用いて、獣医師の負担を軽減させることに役立てています。

もちろん、入院中のペットの様子をクラウドカメラで撮影して飼い主に公開するというサービスを実施している病院もあるので、飼い主にも安心してもらうことができます。

ペットのケアということでは、訪問看護というサービスもあります。専門の動物介護士が、ペットが飼われている家へ出向いて介護などのサービスを行うというものです。

ペットがいる家庭を訪問した動物介護士が介護中の様子を撮影してクラウドに保管し、必要に応じて飼い主が確認できるというサービスもあります。飼い主は介護内容を確認することができるので、安心してペットを預けることが可能になります。

まとめ
クラウドカメラはペットの見守りやケアにも活用されるようになりました。クラウドカメラは、ペットを家族のように感じる個人も気軽に利用できますし、外出に不安を覚えていた飼い主の安心にも寄与しているのです。

AIカメラ総研 https://aicamera-soken.com/

(画像は写真ACより)

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