介護施設でも役立つクラウドカメラ|AI・クラウドカメラのことならAIカメラ総研

TOP  コラム  介護施設でも役立つクラウドカメラ

介護施設でも役立つクラウドカメラ

2018.09.04

コラム

介護施設でも役立つクラウドカメラ

 

省スペースで導入できる

クラウドカメラはケーブルやモニターなしでカメラの映像をチェックできたり、人と共有したりできる点が強みです。

カメラ本体が撮影した映像はレコーダーではなく、インターネットを経由してクラウド上に保存され、ライブ映像はもちろんのこと、録画した映像を後からチェックすることもできますし、一箇所にいながらにして複数箇所のカメラ映像を同時に確認できる点も特徴です。

複数の人と情報共有するのにも向いていますし、導入時にはインターネット環境とカメラ本体、映像をチェックするためのスマートフォンやパソコンがあればよいため、導入するためのハードルが低い点がメリットと言えるでしょう。

介護施設への導入も

導入コストが比較的安く、モニターやケーブルも不要なため省スペースなクラウドカメラは、介護施設や病院などへの導入事例もあります。

介護施設や病院などは、不特定多数の人が行き交う場所ですし、介護施設の場合には入居者の徘徊や事故などを防ぐ目的でも、監視カメラの導入は大切です。クラウドカメラは映像も音声もクリアで、ライブ映像はもちろんのこと、映像を振り返ることもできます。

万が一トラブルが起きた場合にも、それを振り返りながら原因の特定や改善策を練ったりすることに役立てることができます。

人の出入りがあるエントランスだけでなく、フロアを監視することで入居者の様子をチェックしたり、介護者の様子、態度に問題がないかなどを見たりすることもできるため、現場の安全を見守る上でも意味があると言えるでしょう。

トラブル発生時には、映像だけでは判断できない部分も、音声と合わせて確認することで何が起こったかをより正確に把握することができます。また、クラウドカメラはクラウド上にあるデータを複数人で共有することも可能なため、客観的に状況を見返り、再発防止策や改善策などを練る際にも役立ちます。

子供たちの見守りにも活用

介護施設ではありませんが、障がいを持つ子供の訪問保育を行う会社では、訪問先の様子をチェックするためにクラウドカメラを導入しています。

月曜日から金曜日の朝8時から夜6時までの間、訪問宅での保育スタッフとして子供と向き合うサービスを提供しているため、何かあった時のサポートなどといった理由からクラウド上で情報をチェックできるクラウドカメラは画期的です。

子供を預かっていて何かが起こった場合、親と施設職員との間でトラブルが発生する可能性もあるため、正しい状況を当人だけでなく、離れた本部からも確認できることは非常に大切なポイントです。

これまで現場職員しか状況を把握できなかったものが、本部と離れた現場で正確な情報共有ができるという意味で、画像で状況を確認できるクラウドカメラは有意義なツールだと言えそうです。

防犯対策にも

エントランスや進入禁止エリアなどにクラウドカメラを設置しておくことで、異常事態を一早く察知し、入居者や介護者の安全を確保しやすくなりますし、不審者も発見しやすくなります。

クラウドカメラの中には異常を察知した際にアラートを上げたり、動きがあった前後の映像を自動的に撮影できたりする機能が搭載されたものもあります。動きがあった時だけチェックしたり、異常を察知した時にアラートが上がるようにしたりすることで、より高度な防犯対策を採ることができます。

徘徊や入居者同士のトラブル、事故など以外にも、外部からの侵入者による犯罪防止にもクラウドカメラは力を発揮すると言えるでしょう。

従来の監視カメラと比べると省スペースでモニターやケーブル、レコーダーといった機材が不要で、離れたところからでもデータをチェックできるクラウドカメラは、利用者に安心を与え、新たな防犯対策として大きな存在感を示していると言えそうです。

AIカメラ総研 https://aicamera-soken.com/

(画像はpixabayより)

イベント・セミナー

主席研究員

AIカメラのことならお気軽にご相談ください!