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クラウドカメラで生産性アップ!

2018.09.02

コラム

クラウドカメラで生産性アップ!

 

防犯対策以外にも活用できるクラウドカメラ

クラウドカメラは、カメラで撮影した映像をレコーダーではなく、クラウド上に保管するタイプの監視カメラです。データの安全性が高く、カメラ本体が破損してもクラウド上のデータを確認することができる点が大きなメリットと言えるでしょう。

また、設置にはカメラ本体とインターネット環境、そしてパソコンやスマートフォンといったデータを確認するデバイスがあればよいので手軽で、個人でも設置に踏み切りやすい点も特徴です。

従来型に比べて手軽に設置できるクラウドカメラは、徐々にその需要が増えつつありますが、クラウドカメラでできることは防犯対策だけではありません。

今回は、工場などの生産性をアップさせたり、不良品をなくすなどの品質改善につなげたりという活用法や、その事例についてご紹介します。

出荷状況をチェック

クラウドカメラの活用法はいくつかありますが、ひとつには出荷状況の確認があります。クラウドカメラは遠隔操作でどこにいても映像をチェックできるため、気になった時に手軽に出荷状況をチェックできる点は大きなメリットだと言えそうです。

また、複数台設置することで工場内をしっかりと監視できるため、夜勤の人がいても勤務状況やトラブルの有無を確認できる他、工場内に異常がないかをチェックすることもできます。特に夜勤はすぐにかけつけることができないため、早めに状況をチェックできる点は大きな利点でしょう。

事故を防ぐ

工場は広いため、いつ、どこに事故の危険が隠れているか分かりません。事故が起こる前にリスクを察知し、未然に防ぐことが工場では大切なのです。クラウドカメラを導入することで、複数台のカメラで撮影した情報を一箇所に集約でき、工場全体の安全に目を光らせることができます。

小動物や人などが入り込んでいないか、工場を閉める時、取り残されている人はいないかなど、事故につながる原因をあらかじめ認識することで、未然に防ぐことが可能になります。

また、万が一人が少ない深夜などに事故が起こっても、遠隔操作で現場の状況を細かく把握できれば、適切な指示を出したり行動を取ったりすることができ、事態の早期収束にも役立ちます。

本部とのパイプを強固なものに

また、従来型の監視カメラでは現場に足を運ばないと確認できなかったものが、クラウドカメラを導入することにより、現場と離れた本部にいても、いつでも現場の様子をチェックできるようになります。

気になった点はすぐに確認を入れたり指導したりすることができますし、何かあった時の指示も素早く出すことができるようになります。

広大な工場の敷地内を隈なくチェックするのは容易なことではありませんが、クラウドカメラを複数台導入することで、一箇所であらゆる場所を監視することが可能になります。

現場の作業方針などに問題があれば改善し、リスク回避や作業の効率化など、安全面だけでなく生産性アップなど、会社の業績にもつながる改善点も遠くからチェックできる点が大きなメリットと言えるでしょう。

作業工程をしっかりチェック

AIカメラ総研が紹介しているAIカメラを使用した食品工場の見える化事例では、食品工場にクラウドカメラを設置して、生産性と安全性を向上させた事例が紹介されています。

工場ラインなど、あらゆる工程をクラウドカメラで監視することにより、異物混入などといった重大事故や事件につながることを防ぐのです。食品工場では作業手順がマニュアル通り正しく行われていることはもちろんのこと、作業者の衛生管理が行き届いているかも非常に重要なチェックポイントです。

クラウドカメラを使って24時間しっかりと監視を行うことにより、あらゆるリスクを回避し、安全かつ生産性アップへとつなげることが可能となります。人の目や経験だけでは検知できないミスやリスクも、クラウドカメラなら客観的に捉え、必要な対策を講じることができます。

見られているという意識

従業員も、常に見られていることを意識することで、作業手順や安全管理などをより意識しやすくなり、結果的に品質向上や不良品を減らすことにもつながります。

単なる監視カメラや防犯カメラとしての使い道だけではなく、工場の生産性向上、効率化にも大いに力を発揮するクラウドカメラは、今後様々な使い道が開拓されていくでしょう。

AIカメラ総研 https://aicamera-soken.com/

(画像はpixabayより)

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