保育園・幼稚園でクラウドカメラを導入して安心・安全!|AI・クラウドカメラのことならAIカメラ総研

TOP  コラム  保育園・幼稚園でクラウドカメラを導入して安心・安全!

保育園・幼稚園でクラウドカメラを導入して安心・安全!

2018.07.29

コラム

保育園・幼稚園でクラウドカメラを導入して安心・安全!

幼児の安全とクラウドカメラ
子どもが親元を離れて初めて社会生活を経験するのが保育園や幼稚園です。親御さんにしてみれば、我が子を預ける保育園、幼稚園の安全・防犯対策がどのようになっているか気になるものです。

最近は、保育園、幼稚園でもクラウドカメラの導入が進んできました。いくつか事例を見てみることにしましょう。

何が起きるかわからない保育園、幼稚園
子どもの行動は時として大人の想定を超えてしまうもの。ましてや大勢の子どもが集まる保育園、幼稚園では、限られた数の保育士が常時全ての子どもに目を光らせていることなど不可能です。

怪我や事故が起きた場合には、目撃していなかったのでわかりません、では保護者の信頼が得られません。さらに、保護者や業者も出入りするので、全てを保育士が把握するのも不可能です。

セキュリティ対策として、防犯カメラが利用されてきましたが、カメラがクラウド化されたことで、さらに利便性が上がりました。

クラウドカメラと保育園、幼稚園
クラウドカメラの特長はカメラが捉えた映像がインターネットでつながったクラウドにある録画機器に保存されるということです。盗難に入られても録画機器を盗まれる心配は無用です。

カメラと録画機器をセットで設置する必要がないので、カメラの設置場所の自由度が格段に上がり、これまで防犯カメラを設置したくでもできないという場所にも設置できるようになりました。

また、ライブの映像、録画した映像ともにインターネット経由でアクセスできるので、どこからでもどんなデバイスからでも映像が確認できるようになったのです。これは、保育園・幼稚園、保護者双方にとって画期的なことでした。

園長は自室のPCから、保育士や親御さんは手持ちのスマートフォンから園内の様子を確認できるようになったのです。さらには、遠く離れたおじいちゃんおばあちゃんも、機器の操作ができさえすれば、園内で遊ぶ孫の様子を見ることができるのです。

クラウドカメラを核にして広がるサービス
カメラがインターネットにつながり、映像がクラウド内の録画機器に保存される、というのは、最近よく耳にするIoT(Internet of Things)の一例です。

映像を撮る、保存する、見る他に、インターネットで可能な機能を組み合わせることで様々なサービスが実現しています。

園児の欠席や遅刻の連絡を保護者のスマートフォンから受け、その情報は園児の出欠台帳へ登録される、というようなことから、保護者への連絡の一斉配信、個別の連絡、行事予定連絡など、保育士が行う様々な業務の支援まで行えるようになっているのです。

訪問保育への活用
世の中には、不幸にして障碍をもって生まれたために、一般の保育園、幼稚園に通えない子どもたちがいます。親御さん、特に母親の就労はほぼ不可能です。

こうした家庭向けに、保育士が訪問して保育や医療施設への送迎を行うのが、訪問保育サービスです。この訪問保育サービスの現場でもクラウドカメラが活躍しています。クラウドカメラが設置されるのは、訪問先の家庭内。保育スタッフのサポートや、保育状況の確認のために活用されています。

訪問保育では、保育士と子どもはマンツーマンです。様子のおかしい子どもの対処に保育士が迷った場合、本部のスタッフが映像を確認して指示を出すことで、誤った処置をすることが未然に防げるようになったと同時に、現場で全ての責任を負う保育士にとっても精神的な安心感を与えることになったのです。

もちろん、子どもを家において仕事をしている母親にも、自宅での子どもの様子や保育の様子をスマートフォンで随時確認できることで、大きな安心感を与えることになります。

まとめ
犯罪の防止という殺伐とした目的で使われることの多い監視カメラですが、幼児の健全な発育を見守るという明るい未来のためにも活用されているのです。これからも新しい発想でいろいろな目的に活用されていくことでしょう。

(画像は写真ACより)

イベント・セミナー

主席研究員

AIカメラのことならお気軽にご相談ください!