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クラウドカメラを利用できる端末は?

2018.07.18

コラム

クラウドカメラを利用できる端末は?

クラウドカメラの映像はどうやって見るの?
監視用のカメラがクラウドカメラになった、といわれても何のことやらよくわからない、そもそもクラウドって何?という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、クラウドカメラの簡単な説明と、カメラの映像を見る装置の多彩さをご紹介して、クラウドカメラの便利さの一端を理解していただこうと思います。

クラウドって何?
インターネットというのは、もともとは、膨大な数のコンピュータが接続された世界規模のネットワークのことをいいました。このインターネットを図で表すときに「雲(クラウド)」の絵がよく用いられました。クラウド、という呼び名はここから来ています。

今では、インターネットを介して様々な機能がサービスとして提供されるようになりました。音楽や動画のストリーミング配信がよく知られています。大量のデーターを自分のハードディスクをではなく、インターネット上のストレージ(保存領域)に保存する人も増えてきました。

このように、コンピュータに関連する様々な機能や資源がサービスとしてユーザーに提供される利用形態のことをクラウドコンピューティング(略してクラウド)と呼んでいます。

クラウドカメラ
昔ながらの監視カメラでは、記録された映像は、事務所などに置かれた録画装置に接続されたテレビで再生映像を見ていました。

クラウドカメラでは、撮影した映像は、インターネット内のどこかにある録画装置に保存されます。しかし、利用者は、録画された映像がどこにあるかを意識する必要はなく、インターネットに接続できる画像表示装置さえ用意すれば、録画データーを見ることができます。

画像表示装置いろいろ
わかりにくい表現をしてしまいましたが、画像表示装置とは、インターネットに接続することができる端末のことです。具体的には、パソコン、スマホ(スマートフォン)、タブレットが代表的といえるでしょう。

パソコン
インターネットに接続する端末の代表格です。現在、最もよく使われているパソコンは、OSとしてマイクロソフトのWindowsか、アップルのMac OSを搭載したものです。

Windows、Mac OSどちらからでもクラウドカメラの映像を見ることができます。パソコンからクラウドカメラの映像を見るには、ブラウザ(WindowsならIEやEdgeなど、Mac OSならSafariなど)で各クラウドカメラサービス会社のサイトにログインして見ることになります。

スマホ(スマートフォン)
ついこの間まで、電車内で大勢の人が見入っていたのは携帯電話(いわゆるガラケー)でしたが、いつの間にかスマホが主流になりました。

使われているのは、OSとしてグーグルのAndroidを搭載している機種と、アップルのiOSを搭載した機種(iPhone)の2種類です。一時、マイクロソフトのWindows MobileというOSを搭載したスマホが出ましたが、今ではほとんど見かけなくなりました。

スマホからクラウドカメラの映像を見るには、パソコンと同じくブラウザを用いる方法と、専用アプリを用いる方法があります。

タブレット
ひとことで言い表すと「大きなスマホ」です。スマホの画面が4~6インチ(対角)なのに対して、タブレットは10インチくらいあります。市場を2分しているのはスマホと同じくグーグルのAndroidと、アップルのiOS(iPad)です。

画面が大きいぶん、よりパソコンに近い使い方ができます。外付けのキーボードをつけるとほとんどノートパソコンと変わりません。

まとめ
クラウドカメラの画像を見るためには専用の機材が不要だということが大事なポイントです。パソコン、スマホ、タブレットのどれをとっても個人で買うことのできる機材です。

そして、もうひとつ大事なのは、映像がクラウドに保管されているので、インターネットにつながりさえすれば、いつでもどこからでも見ることができるということです。

誰もが持っている機材で、いつでもどこからでも見ることができるクラウドカメラの映像。その可能性は無限といってよいでしょう。

(画像は写真ACより)

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