防犯対策として防犯カメラを利用したいと考えていても、初期投資や維持費用がネックとなり、防犯カメラの利用をためらっていませんか。
最近では、防犯カメラとして「クラウドカメラ」を利用するケースが増えていますが、クラウドカメラは、防犯カメラと比較すると費用を抑えることができます。防犯対策の費用を削減するためにも、クラウドカメラの導入を検討してみましょう。
従来型の防犯カメラを利用する場合、必要となる機器としては、防犯カメラのほか、撮影した画像を録画するための機器、画像を閲覧するためのモニター、防犯カメラと録画機器を接続するためのケーブルがあります。
そのため、従来型の防犯カメラを導入すると、初期費用がかさみやすくなります。それでは、従来型の防犯カメラを利用した場合、維持費用もかかるのでしょうか。
従来型の防犯カメラで維持費用がかかりやすいのは、録画機器であるHDDレコーダーの維持です。HDDレコーダーの寿命は5~6年程度と言われており、年数が経過したHDDレコーダーは、新しいものに交換しなければなりません。
このことから、従来型の防犯カメラを利用する場合、初期費用のみならず、維持費用もかかってしまうことが分かります。
その点、クラウドカメラを利用すると、従来型の防犯カメラと比較した場合、費用を削減することが可能となります。
費用を削減できる理由としては、クラウドカメラの場合、録画する機器が不要である点です。
従来型の防犯カメラは、録画した画像を録画機器に記録しますが、クラウドカメラの場合、カメラで録画した画像は、インターネット上のサーバーに保存される仕組みとなっています。
録画機器が不要であれば、それに付属するモニターやケーブルなども不要となります。このことからも、クラウドカメラを導入することで、初期費用を抑えることが可能となるのです。
それでは、クラウドカメラの初期費用についてみていくことにしましょう。
クラウドカメラを導入する場合にかかる費用としては、画像を撮影するためのカメラ代のほか、カメラを設置するために必要となる部品代、カメラを設置するための工事費となります。
カメラ本体の価格は、製品によって異なりますが、2万円前後から購入できます。なお、工事費は現場の状況によって異なります。
ただし、クラウドカメラの場合は、録画する機器が不要であるため、その分の費用がかからない仕組みとなっています。このことから、クラウドカメラの初期費用は、低く抑えることが可能となるのです。
また、クラウドカメラの維持費用としては、クラウドカメラの利用料があげられます。
クラウドカメラの利用料は、画像を保存する期間や画像の精度などによって異なりますが、低価格のプランを利用する場合、1か月間で2000~3000円程度から利用することが可能です。
仮に、低価格のプランを利用した場合、1年間にわたって利用した場合でも3万円前後で済みます。さらに、録画機器の耐用年数が5~6年程度であることを踏まえても、従来型の防犯カメラで利用する録画機器を導入するよりも費用を抑えられます。
そのため、クラウドカメラは低コストで利用できると言えるのです。
クラウドカメラは、場所を問わずにカメラを設置したり、画像の閲覧ができたりするメリットがあるほかにも、維持費用を低く抑えられることがメリットと言えます。低コスト化を図るためにも、クラウドカメラの導入がおすすめです。
(画像はぱくたそより)