スマホを活用して映像の視聴を簡単、便利に!
クラウドカメラを利用するメリットは、録画した映像をクラウド上に保存できるため、映像を録画するための機器が不要な点ですが、映像がクラウド上に保存されていることもあり、アプリ連携することでスマホを利用しながら映像を視聴することができます。今回はアプリ連携が可能なクラウドカメラのメリット、デメリットについてみていくことにしましょう。
スマホでクラウドカメラの映像が視聴できる!
アプリ連携可能なクラウドカメラのメリットは、スマホを操作して映像の視聴が簡単にできる点です。従来型の防犯カメラの場合、カメラで録画した映像を視聴する場合は、録画機器につながっているモニターを利用する必要があります。そのため、映像を確認するためには、モニターのある場所に行かなければなりません。
もし、早朝や夜間の時間帯などにトラブルが発生したという知らせを受けたとしても、即座にモニターで映像を確認することは困難といえるでしょう。
その点、クラウドカメラがアプリと連携していれば、スマホを通じて即座に画像を確認できるため、トラブルの解決につなげやすくなります。
時間や場所を問わずにクラウドカメラの映像を確認できることが、クラウドカメラでアプリを連携するメリットといえます。
スマホを利用して、クラウドカメラの遠隔操作も可能
そのほか、クラウドカメラでアプリ連携をするメリットとしては、スマホでアプリの遠隔操作ができる点です。遠隔操作でできる主な機能としては、日付と時刻を特定したうえで、その時刻に撮影された映像を視聴することや、カメラをズームにしてある一点を拡大した状態で視聴すること、また、カメラの向きを変えて別方向の映像を視聴することです。
そのほか、クラウドカメラのアプリで複数のカメラを管理している場合は、カメラの映像を切り替えて別のカメラで撮影中の映像を視聴することも可能となります。
つまり、クラウドカメラに連携したアプリをスマホにダウンロードしていることによって、手元でクラウドカメラの操作が自由自在に行うことができるのです。
単にスマホでクラウドカメラの映像を視聴するだけでなく、さまざまな操作を行えるのはアプリ連携ならではといえるでしょう。
クラウドカメラのアプリ連携のデメリットは?
アプリ連携可能なクラウドカメラのデメリットは、映像の保存にクラウドを利用しているために、録画した映像が他人に見られてしまう可能性がある点です。クラウドカメラのサービスを提供する企業が高度なセキュリティを設定してる場合は、クラウド上に保存した画像が外部に流出するケースは少なくなっています。
しかし、クラウドカメラの中にはセキュリティ設定をユーザー自身で行わなければならないものがあり、セキュリティの設定が甘ければ、録画した映像が流出してしまう場合があります。
録画した映像が流出してしまうことを防ぐためにも、セキュリティ対策を万全に行っているクラウドカメラのサービスを利用することが基本といえるでしょう。
また、クラウドカメラで撮影した映像をスマホで視聴する場合は、パスワードの設定が必要となりますが、他のサービスで利用しているパスワードなど、推定されやすいパスワードを利用すると、結果的にパスワードを知られてしまい、映像が流出する原因にもなりかねません。
クラウドカメラのアプリ連携でパスワードを使用する場合は、パスワードの使い回しは控えるようにしましょう。
防犯カメラの管理は、クラウドカメラのアプリ連携を活用することで、現在ではスマホでできるようになっています。スマホを活用しながらクラウドカメラを管理して、セキュリティの向上を目指していきましょう。
(画像は写真ACより)
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