クラウドカメラからの情報発信で安全に
個人でも法人でも、安全対策が欠かせない昨今、防犯カメラの存在は必要不可欠になってきています。特に大規模施設や会社などの場合には、営業している昼間だけでなく、人がいない夜間の安全もしっかりと見守りたいところでしょう。そんな時に役に立つのがクラウドカメラです。
クラウドカメラはこれまでの防犯カメラと異なり、クラウド上で映像を保存するなどのクラウドサービスを使用しているため、手軽ながらもしっかりと情報を管理することができます。
では、クラウドカメラで行うことのできる情報発信に注目して詳しく見ていきましょう。
録画データをクラウド上に保存
レコーダを使う代わりにクラウドサービスを活用しているクラウドカメラは、カメラで撮影した映像をクラウド上に保存します。クラウド上に保存されたデータはパソコンやスマートフォン、タブレットなどのデバイスから、いつでもどこでもアクセスできるため、遠隔操作で映像をチェックすることができます。
ライブ映像はもちろんのこと、録画した映像を検索して再生することもできるので、必要な時に必要な画像をすぐに探しに行ける点も非常に心強いです。
3日や7日といった短い期間から、15日、31日、90日などを選ぶことができます。長いものでは180日や365日というものもありますから、サービス内容やカメラの種類、機能などを比較して決めるとよいでしょう。
撮った映像をカメラ本体に保存しているタイプではなく、クラウド上にデータが保管されるタイプなので、天候や本体への衝撃などによってデータが失われる危険もなく、通信の暗号化によって部外者からデータを盗み見られる心配もありません。
遠隔操作でどこでも現場をチェック
クラウドカメラは遠隔操作によって現地の情報を確認できるため、わざわざ現地まで足を運ぶ必要がありません。たとえば、店舗の場合、各店舗に足を運んで運営状況や接客態度などをチェックしなくても、一箇所で各店舗の状況を監視できるのです。そのため効率的に各店舗の見回りができ、業務改善策を行うことも楽になります。また、現地に出向かないので普段の店舗の様子を確認することができる点もメリットだと言えます。
導入するための手順も、カメラをネットにつなぐだけで設置できるというシンプルなものですから、個人でもネット回線があればすぐ導入できます。
録画した映像はパソコンやスマートフォンなどからチェックできるため、映像をチェックするためのモニタールームなどは必要ありません。移動中にもさっと手軽に確認できる点も非常に便利です。
カメラを複数台設置しておけば、それぞれ異なる場所の状況を一度にチェックできるため、いちいち現場に足を運ぶ手間がいりません。録画もできるため、気になった場面は巻き戻して詳しく確認することもできます。
夜でもくっきり
さらに、ナイトモードを搭載したタイプを導入すれば、夜間の不審者や盗難なども相手の姿をしっかりと映し出すため、夜間の盗難対策などにも役に立ちます。万が一被害に遭って、警察に被害届などを出す時にも相手の姿をはっきりと映し出しているため便利です。動くものに反応する動体検知機能も搭載しているため、何か動きがあれば音でお知らせしてくれます。特に個人宅などで使う場合には、いちいち細かいところまでチェックしてなくても、音がしたところだけを確認すればよいので手軽です。
設置場所によって店舗などの接客状況や金銭トラブル、顧客トノトラブルなども映像で振り返り、詳しく状況を判断することができるほか、トラブル回避の対策を取ることもできます。
全体を見渡せる位置に設置すれば防犯カメラとして、店全体の状況を見張り、怪しい動きをしている人物がいないかなど、防犯面に役立てることもできます。複数台導入すると性能は格段に上がりますから、より安全に運営することができるでしょう。
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(画像はpixabayより)