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クラウドカメラを駅にも導入!その活用法は

2018.09.04

コラム

クラウドカメラを駅にも導入!その活用法は

 

遠隔操作でチェックできる手軽さ

クラウドカメラは、カメラ本体が撮影した映像をレコーダーではなく、インターネットを介してクラウドというサーバに保存するタイプの監視カメラです。

従来型の監視カメラとは異なり、モニターやレコーダーが不要なため、省スペースで導入コストが安いことから注目を集めています。

クラウド上にデータを保存するメリットは他にもあり、パソコンやスマートフォンをモニター代わりにして、外部から好きな時にデータへアクセスできます。移動中でも家でも確認できるため、複数人で同時に情報共有をしたり、緊急事態に備えたりするにも向いています。

駅の監視にも有効

クラウドカメラは、不特定多数の人が行き交う駅への設置も効果的です。駅のトラブルは数知れず、暴力や痴漢、いやがらせやいたずらなど、数を上げればキリがないと言えるでしょう。凶悪犯罪でなくとも、迷惑行為は日常的に起きています。

クラウドカメラは遠隔操作で駅の状況をチェックできる上、気になるところやトラブルがあれば、撮影された映像を振り返ってチェックすることもできます。駅員が乗客とトラブルになった場合にも、原因の究明に役立てることもできます。

クリアな音声と画質

クラウドカメラの特徴として、映像の美しさと音声のクリアさがあります。せっかく撮影しても画像が粗かったり、音声に雑音が入っていたりしては正確な状況を把握することができません。

音質や画質がよいクラウドカメラは、正確に状況を判断し、分析し、適切な対応を取るために必要なカメラだと言えます。

AIを活用して不審者などの発見へ

また、クラウドカメラの中にはAIの学習能力を利用したチャオカメラというものもあります。チャオカメラは、人工知能が持つ学習能力を活用し、わずかな違いを察知することに長けています。

顔認証システムを利用すれば問題行動を繰り返している人を察知して注意を向けたり、駅のどこかに日常と異なる点があったりすれば、不審物など犯罪行為に警戒態勢を取ることができます。

無人駅でも有効

無人駅は、駅として利用されていながら人がいない駅です。そのため、利用料の支払いは利用者のマナーに委ねられている部分が大きく、中には料金を払わない不正乗車をする人もいます。

監視カメラを設置する理由は、無人駅での不正乗車にもあると言えるでしょう。無人駅ですからその場で対処することはできませんが、離れた場所からでも無人駅の様子を監視することができ、不正乗車やいたずらなどをする人がいれば、その情報を把握しておくことができます。

あとから映像を振り返ってチェックすることもできるため、駅の利用状況を把握し、対策に乗り出す際に映像データを役立てることもできるでしょう。

また、AIの学習能力を活用したチャオカメラなら、顔認証システムによって同一人物かどうかを判断することもできるため、繰り返し不正乗車をしている人などがいれば把握しておくこともできます。

ナイトモード搭載のカメラを使えば、夜間の不法侵入や異変なども察知できますし、動きを感知する機能が付いたカメラもあります。駅という場所に合わせた機能を搭載したクラウドカメラを導入することで、無人駅でも監視体制を強化することが可能なのです。

不特定多数の人が利用する駅という場所

駅というのは、日常的に多くの人が利用する一方、一人一人をチェックすることはできませんし、いつ何が起こるか分からない場所でもあります。不特定多数が利用するからこそのリスクもはらんでいるのです。

事故や事件、乗客同士のトラブル、故障など、様々な方面での異変を監視しキャッチすることは、人の目だけでは到底できません。だからこそ、クラウドカメラを導入することで、小さな変化でもすぐにキャッチできる体制を整えることが非常に大切です。

クラウドカメラはリアルタイムでの監視はもちろん、あとから映像を振り返り、トラブルや事故の原因などを分析、解明することにも役立ちます。

また、駅員の対応などをチェックし、人材育成に活用することも可能です。様々な方面で活躍するクラウドカメラは、駅を安全に、快適な場所にするために非常に有効だと言えるでしょう。

AIカメラ総研 https://aicamera-soken.com/

(画像はpixabayより)

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