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屋外も防犯対策!屋外対応のクラウドカメラの特徴は?

2018.06.14

コラム

屋外も防犯対策!屋外対応のクラウドカメラの特徴は?

普及が進みつつあるクラウドカメラ
クラウドカメラは、防犯カメラのように周辺機器を使用しないことから、手軽に利用できるために普及が進みつつあります。また、クラウドカメラは屋内のみならず屋外にも設置されることから、屋外対応の製品も幅広く取りそろえられています。

それでは、屋外対応のクラウドカメラの特徴や機能について調べていくことにしましょう。

防水・防塵対応となっている
屋外対応のクラウドカメラならではの特徴は、「防水・防塵対応」であることです。

クラウドカメラの防水・防塵性を表す場合、ほとんどのカメラに「IP66」という表記がみられます。この表記について詳しく説明すると、「IP」とは「Ingress Protection」の略称で、「侵入に対する保護」を意味します。

また、IPの次に2ケタの数字が並んでいますが、1番目の数字は人体と固形物体に対する保護を意味する数字で、この数字が6の場合は「完全な防塵構造」を意味し、粉塵が侵入しない構造となっています。

2番目の数字は水の侵入に対する保護を意味する数字で、この数字が6の場合は、あらゆる方向から強い水の噴射を受けてもカメラの動作には問題がないことを意味します。

つまり、クラウドカメラの防水・防塵性がIP66の場合、砂ぼこりがひどい場所や、激しい雨が当たるような場所であっても、クラウドカメラを十分に利用できることになります。

夜間の撮影にも最適
また、屋外対応のクラウドカメラの特徴としては、夜間の撮影に最適であることです。夜間でも撮影できる仕組みは、クラウドカメラが赤外線を照射することにあります。

赤外線は人間の目では確認できない光ですが、クラウドカメラは感度が高いために、赤外線を感知することが可能です。

クラウドカメラが赤外線を照射することにより、クラウドカメラには、赤外線で照射された部分が映像として映し出されるのです。

広角レンズを採用
屋外対応のクラウドカメラは、広角レンズを採用していることも特徴と言えます。

広角レンズを使用して撮影を行うと、より広い範囲の撮影が可能となります。クラウドカメラの広角レンズの角度は、それぞれの製品によって異なりますが、110度から130度前後となっています。

参考までに、人間が両目でものを見ている場合の視野角は120度前後と言われており、クラウドカメラの広角レンズの角度は、人間の視野に匹敵することが分かります。

高温下、低温下でも使用可能
そのほか、クラウドカメラの特徴としては、高温や低温の状況であっても十分に作動することです。屋外対応のクラウドカメラの多くは、最低で-10度から-20度、最高で50度から60度まで対応しています。

屋外に設置するカメラは、夏の日中は高温にさらされ、冬の夜間は厳しい冷え込みにさらされてしまいますが、屋外対応のクラウドカメラは、使用できる温度の幅が十分に広いので、よほどの特殊な環境でない限り、年間を通して十分に使用できると言えるでしょう。

製品によって各種の電源が利用可能
また、屋外対応のクラウドカメラの電源は、各製品によって異なります。

コンセントを差し込んで利用するタイプや、電池・バッテリー式のタイプのほかにも、太陽光を利用しながら作動するタイプのものもあります。

電源が確保できそうな場所であれば、コンセントを利用するタイプのものが利用しやすいですが、電源が確保しにくい場所であれば、電池や太陽光を活用したクラウドカメラが向いていると言えます。

屋外の防犯性を高めるためには、クラウドカメラを屋外で利用する必要がありますが、屋外に適したクラウドカメラもいろいろとそろえられています。屋外対応のクラウドカメラを利用しながら、防犯対策を確実に行いましょう。

(画像は写真ACより)

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